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【ベランダ菜園向き】おすすめの野菜やハーブ11選!育て方のポイントは?

ハーブや野菜を育ててみたいけれど、庭も畑もない…とあきらめていませんか?家庭菜園というと、広いスペースを確保しなければならないように考えがちですが、ベランダでもたくさんの野菜やハーブを育てて楽しめますよ。今回は、そんな最近流行りのベランダ菜園におすすめの野菜やハーブを10種ご紹介します。

ベランダ菜園におすすめの野菜

小松菜(コマツナ)

植付時期 2~11月
収穫時期 4~12月

クセがなく、シャキシャキとした歯ごたえが人気の小松菜。江戸時代から栽培され、和え物や煮物など和食には欠かせない食材の1つです。真冬以外なら1年中栽培することができ、種まきから30日前後で収穫できることから、ベランダ菜園向きの野菜となっています。

種から育てはじめるときは、株同士の間隔が3~5cmほど空くよう間引いていきます。間引いた葉っぱは、ベビーリーフとしてお味噌汁やサラダに利用してくださいね。草丈が20~25cmほどになったら、収穫の適期です。

サヤインゲン(つるあり)

植付時期 5~6月
収穫時期 7~9月

サヤインゲンは、つるなし種とつるあり種があり、煮物や和え物など、食卓に料理をもう1品加えたいときに活躍する野菜です。種まきでも簡単に育てられ、収穫期間が2ヶ月と長いのはうれしいポイントですね。また、つるを伸ばして生長することから、緑のカーテンにもなります。

ベランダで育てるときは、高温に強いつるあり種を選ぶようにします。株同士の間隔を10~15cm空けるようにし、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。花が咲いてから10~15日たって、サヤが膨らんできたら収穫します。

イチゴ

植付時期 9~11月
収穫時期 5~6月

真っ赤なイチゴは、ベランダ菜園に人気のくだものです。ビタミンCを豊富に含み、ジャムやデザートにして楽しむことができます。また、株が大きくならないことから、限られたスペースで育てられることも魅力となっています。

6号鉢に1株を目安に、9~11月に苗を植えていきます。株元のギザギザした「クラウン」と呼ばれる部分が埋まってしまわないよう植え付けてください。春になると真っ白なかわいい花を咲かせ、5~6月に収穫できますよ。

ミニトマト(プチトマト)

植付時期 種まき:3~4月
苗植え:4~6月
収穫時期 5~8月

小さな実をつけるミニトマトは、100g中のビタミンCが普通のトマトの3.5倍もあり、糖度が高いことが特徴です。草丈も高くなりすぎず、30cmほどの深ささえあれば、鉢植えにして育てることができます。

気温の管理と土の状態が、元気に育てるポイント。昼間は20~30度、夜は15~20度が生育しやすい環境で、気温が低いと生育が悪くなります。また、連作障害を起こしやすいため、以前にナス科の植物を育てた土は使わないようにしましょう。

ナス

植付時期 4~5月
収穫時期 6~10月

煮る、焼く、揚げる、漬物と、ナスは日本人に馴染み深い食材の1つです。がんを抑制するナスニンという物質が含まれており、健康食材としても注目されています。

インドが原産で、生育適温は30度と高いことから、日当たりのよい屋外で育てるようにします。日光に当たらないと生育が悪くなってしまいます。また、乾燥に弱く、肥料もたくさん必要とするので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、10~15日に1回肥料を施します。

タマネギ

植付時期 種まき:9~10月
苗植え:11~12月
収穫時期 5~7月

タマネギは、和・洋・中どんな料理にも利用される、万能な野菜です。切ると涙が出る硫化アリルという成分は、血行をよくし、血液を浄化してくれる作用があります。

収穫までの期間は長いものの、育て方はとても簡単です。茎の下部が太くなるので、プランターの容器は60cm以上の大型のものを使ってください。植え付けたら、倒れないよう株元に土を寄せましょう。その後は土の表面が乾いたときに水やりをしていれば、5月以降に収穫を楽しめます。

ジャガイモ

植付時期 2~3月、8~9月
収穫時期 5~6月か11~12月

大人から子供まで大好きなカレーやシチュー、肉じゃがに欠かせないジャガイモ。アンデス原産で、20度以下の涼しい環境でも育つことから、冬に家庭菜園をしたい方におすすめの野菜となっています。

清潔な種イモを選んで、深さ30cmほどの鉢やプランターに植え付けていきます。種イモは、1つが30~40gほどになるよう切り分け、切り口を下にして植えてください。花が咲いてから2~3週間後、下の方の葉っぱが黄色く枯れてきたら、収穫のタイミングです。

ベランダ菜園におすすめのハーブ

シソ(紫蘇)

植付時期 4~5月
収穫時期 6~11月

シソは、お刺身の付け合せや薬味、天ぷらにして楽しめるハーブです。香りに含まれるペリルアルデヒドには防腐、殺菌効果があり、食中毒の予防にも効果があります。

7~10号の鉢に1株植え付けて育てていきます。発芽率が高いことから、種からでも簡単に育てられます。プランターに複数植え付けるときは、株同士の間隔を15cm以上空けると、株が蒸れず、病気にかかりにくくなります。害虫がつきやすいので、株全体に防虫ネットを被せておくと安心です。

バジル(バジリコ)

植付時期 4~6月
収穫時期 7~10月

バジルは、さわやかな香りのするハーブで、ピザやパスタなどイタリア料理によく利用されます。種は水につけるとゼリー状の膜をはる性質があり、江戸時代にはめに入った異物を取り除くために使われていました。

発芽率が高いことから、種をまくと大量に育ってしまうので、はじめて栽培する方は苗植えがおすすめです。日当たりのよい場所であれば、室内外問わず元気に育ってくれますよ。草丈が20cmほどになったら、根元から2節目くらいのところで切り戻すと、株がこんもりと茂り、収穫量を増やすことができます。

ローズマリー

植付時期 4~6月、9~10月
収穫時期 通年

料理の風味づけや肉の臭み消しに使われるローズマリー。葉っぱから抽出される精油には精神をリラックスさせる効果があり、ハーブティーや化粧品にも利用されています。人間との関わりは古く、古代ギリシャ時代からお祝いや葬儀などのシーンに用いられてきました。

ベランダで育てるときは、立ち上がって茎や葉っぱを伸ばす「立性種」を選ぶのがポイントです。横に広がって育つ「ほふく性種」は、どんどん株が大きくなって手に余ってしまいます。湿気を嫌うので、水はけのよい中性~アルカリ性の土に植え付けてください。市販のハーブ用培養土を利用するとよいですよ。

ミント

植付時期 3~6月、9~11月
収穫時期 通年

すっきりさわやかな清涼感のある香りが特徴のミントは、家庭菜園でも人気があります。スイーツなどの料理にはもちろん、ハーブティーやお酒にも合う万能なハーブです。繁殖力が高く、どんな環境でも比較的簡単に育てることができるため、家庭菜園初心者におすすめですよ。

ベランダ菜園の場合は、立ち上がって茎や葉っぱを伸ばす「立性種」のミントを選ぶのがポイントです。水はけのよい中性~アルカリ性の土に植え付けて育てましょう。


ベランダ菜園(家庭菜園)を楽しもう

自分や家族が口にする野菜を、自分の手でおいしく育てられるベランダ菜園。また、食への安全が注目位されているので、無農薬で育てている方も大勢います。買ったものでは味わえない喜びやおいしさがあるので、まずは育てやすい野菜からはじめてみてください。

初回公開日: 2015年12月09日