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カロライナジャスミンの花言葉や育て方!剪定方法は?毒性はある?

鮮やかな黄色の花を咲かせるカロライナジャスミンは、ジャスミンに似た優しい香りを春に放ちます。また、光沢のあるダークグリーンの葉は、秋から冬にかけて紅葉するので、四季折々にその変化を楽しむことができますよ。今回は、カロライナジャスミンの花言葉と育て方をご紹介します。

カロライナジャスミンの花言葉は?

『長寿』『甘いささやき』『素直』『気立てのよさ』

かつてアメリカでは医薬品として親しまれており、偏頭痛や喘息に効果があるとされていました。そのため、「長寿」という花言葉をもつようになったとされています。また、ジャスミンのような香りを春に漂わせることから「甘いささやき」という花言葉がつきました。

カロライナジャスミンの学名・原産国・英語

学名
Gelsemium sempervirens
科・属名
マチン科(ゲルセミウム科)・ゲルセミウム属
英名
Evening trumpet flower
原産地
北アメリカ
開花期
4~7月
花の色
黄色
別名
ゲルセミウム
イブニングトランペット
トランペットフラワー
カロリナソケイ
ニセジャスミン

カロライナジャスミンとは?どんな花を咲かせる植物?

カロライナジャスミンは北アメリカの南西部にあるカロライナに自生していることからその名前がつきました。長く伸びたつるに黄色いラッパのような花を咲かせます。

ジャスミンのような香りを放つことも名前の由来となっていますが、ジャスミンの仲間ではありません。ジャスミンティーの香りづけに使うジャスミン(ハゴロモジャスミン)はモクセイ科ソケイ属、カロライナジャスミンはマチン科ゲルセミウム属にあたります。

つるが長く伸びてよく育つことから、日本では壁やフェンスに絡ませたり、鉢植えにしたりして楽しまれています。

カロライナジャスミンに毒はある?

カロライナジャスミンは、茎・根・葉・花など全ての部分にゲルセミシン、ゲルセミンなどの有毒成分を含んでいます。誤って服用してしまうと、脈拍増加や呼吸麻痺、血圧降下、心機能障害などを引き起こす恐れがあります。日本国内で、被害にあう方は年間2人未満と少ないですが、子供が蜜を飲んでしまうなども考えられるので、注意してください。

カロライナジャスミンの育て方のポイント

カロライナジャスミンは、つる性の多年生植物で、日当たりのよい場所を好みます。寒さにも厚さにも比較的強いですが、気温が0度以下になる寒冷地では、鉢植えにして室内に取り込むようにしてください。

カロライナジャスミンの植え付け方法と時期は?

カロライナジャスミンは、種と苗から育てることができます。種は市販していないため、苗から育てるのが一般的です。

苗は、開花時期の4~5月か、花が咲き終わった後の9~10月に、地植えか鉢植えにして植え付けます。水はけがよく有機質に富んだ土を好み、土質は選びません。そのため、赤玉土6:腐葉土4を混ぜあわせたものか、市販の草花用培養土を準備しましょう。植え方が決まったら、用土に苗よりも一回りほど大きな穴を掘り、植え付ければ完了です。地植えの場合は、水はけがよくなるよう、山高に土を盛って植え付けるといいですよ。また、つる性の植物なので誘引するフェンスや支柱を前もって準備し、苗の近くに設置するようにしてください。

カロライナジャスミンの水やりと肥料の与え方

水やり

カロライナジャスミンを鉢植えにした場合は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。特に開花期や花芽をつける春~夏にかけては、水やりの回数を増やすなど少し多めに水を与え、乾燥しすぎないようにしてください。地植えの場合は特に水やりの必要はありません。

肥料

カロラインは肥料をそれほど必要としない植物です。花後に粒状化成肥料か、油かすに骨粉を混ぜたものを、根元に少量施してください。また、1~2月にも、寒肥として有機肥料を施してください。このとき、窒素成分が多い肥料を与えると、花つきが悪くなるので注意しましょう。

カロライナジャスミンの剪定方法と時期!摘芯はどうする?

剪定

カロライナジャスミンのつるはよく伸びることから、放っておくと伸びすぎて樹形が乱れてしまいます。そのため、適宜伸びすぎたつるは切り戻していきましょう。つるの2半分から2/3程度までの長さに切り詰めてしまって構いません。ただし、花芽を夏につけるため、梅雨明け以降に剪定をすると翌年に花が咲かなくなってしまうので注意してください。

摘芯

カロライナジャスミンは、つるの先端の芽をつむ「摘芯」を適宜行い、わき芽と花数を増やしていきます。生育期にあたる春~夏にかけては積極的に行いましょう。植物全体に毒をもっていますが、服用さえしなければ、直接手で触れても問題はないので安心してください。

カロライナジャスミンの植え替え方法と時期

カロライナジャスミンは、生育旺盛な植物なので、鉢植えにすると根でいっぱいになり、根詰まりを起こして枯れてしまいます。そのため、植え付けと同じ4~5月の開花期に、1~2年に1度の頻度で植え替えを行うと元気に育ってくれますよ。地植えの場合は、特に植え替える必要はありません。

カロライナジャスミンの増やし方!挿し木の方法と時期

カロライナジャスミンの挿し木は、5~6月頃に行います。葉を2~3組ほどつけた10cm程度の挿し穂を準備します。挿し穂の葉は、先端にある2枚を残して、他を切り取ってください。その後、挿し穂は1時間ほど水につけてから水揚げし、植え付け時と同じ用土を湿らせたものに挿していきます。直射日光の当たらない場所で2~3週間管理して発根したら、鉢に植え替えて苗を育てます。苗がある程度丈夫に育ったら好みの場所に植え付けてあげてください。

カロライナジャスミンの栽培で注意する病気や害虫は?

病害虫に関して特に心配する必要はありませんが、乾燥すると葉の裏にハダニが発生することがあります。ハダニがついているのを発見したら、テルスタースプレーやベニカXファインスプレーなどの薬剤を散布し、駆除していきましょう。

カロライナジャスミンの黄色い花を楽しもう

カロライナジャスミンは、名前にジャスミンとつくことから、食用にできそうですよね。ただ、毒をもっており、小さな子供が誤って服用する可能性があるので注意したいですね。花が黄色いのが特徴なので、覚えておくと安心です。

初回公開日: 2015年07月11日