お世話になった上司や苦楽を共にした同僚の送別会には、新たな門出を祝福するようなすてきな花束をプレゼントしたいですよね。ただ、花に詳しくないと何を贈ったらいいのか迷ってしまうことがあります。また、花によっては送別会にふさわしくない花言葉をもつものもあります。そこで今回は、送別会の花束の金額相場とおすすめの花を、花言葉と合わせてご紹介します。
送別会の花束の金額相場は?
送別会に渡す花束は3,000~10,000円が相場で、勤続年数と会社への貢献度によって金額を決めましょう。何人かのグループでプレゼントする場合は、一人あたり500~1,000円程度にすると負担がなく準備できますよ。
また、花の種類によっても価格が違うので、金額と入れてほしい花を花屋さんに伝えると、イメージどおりの花束を作ってもらうことができますよ。
■ 送別会におすすめの花束7選
1. バラの花束
花言葉:『愛』『美』
バラは「花の女王」とも呼ばれ、男女ともに好まれる花の1つです。花色が豊富で、色ごとにも違う花言葉をもっているので、贈る相手のイメージに合わせた花束を作りやすいですよ。
ただ、黄色のバラは「嫉妬」、黒赤色のバラは「憎悪」といった花言葉がつけられており、送別会には適さないので注意してください。1本あたりの価格も200~500円と高価なことから、シンプルな花束にしたいときにおすすめです。
2. ユリの花束
花言葉:『威厳』『純潔』『無垢』
ユリは、カサブランカやヤマユリなど種類が豊富で、品種改良によって多彩な花色や花姿のものが存在します。
「威厳」といった花言葉をもつことから、上司の送別会にぴったりの花束を用意することができます。また、一輪花束に加えることで、ゴージャスな雰囲気が作り出せますよ。
3. チューリップの花束
花言葉:『博愛』『思いやり』『名声』『恋の宣言』
チューリップは春を代表する花の1つです。メジャーな花であることと、花姿がすっきりとしていることから、男性にもプレゼントしやすいと人気。特に「美しい瞳」という花言葉をもつ緑色のチューリップは、実直に仕事と向き合ってきた方にぴったりですよ。
ただ、バラ同様黄色のチューリップは「希望のない恋」という送別会にふさわしくない花言葉をもっているので注意してください。
4. ダリアの花束
『華麗』『優雅』
ダリアは、花色やサイズ、咲き方のバリエーションが豊富で、アレンジメントや花束によく用いられる花です。
特に白色のダリアは「感謝」「豊かな愛情」、赤色は「栄華」「華麗」という花言葉をもっており、同僚のこれまでの功績をたたえることができますよ。
5. ネリネの花束
『また逢う日まで』
ネリネはダイヤモンドリリーとも呼ばれるヒガンバナ科の花です。ヒガンバナと聞くと、有毒かと思いますが、毒はないので安心してください。
「また逢う日まで」という花言葉は送別会の花束にぴったり。特にピンクの花は、かわいらしいイメージの花束を仕上げたいときにおすすめです。
6. アネモネの花束
『はかない恋』『恋の苦しみ』『見捨てられた』『見放された』『薄れゆく希望』『真実』『君を愛す』『嫉妬のための無実の犠牲』
ポジティブなものからネガティブなものまで、たくさんの花言葉をもつアネモネ。英語の花言葉は「期待」です。
送別する相手が、新しいステージでも活躍することを願う気持ちが伝わりそうですね。
7. スイートピーの花束
『ほのかな喜び』『優しい思い出』『門出』『別離』
春にピンクの花を咲かせるスイートピーは、蝶がまっているような花姿をしていることから、「門出」「別離」という花言葉をもつようになりました。
特に門出という花言葉は、これから新たなステージへと旅立つ方にぴったりですね。
送別会の花束は相手のイメージにあったものを贈ろう
新たな一歩を踏み出す相手には、これまでの感謝の気持ちや、功績をたたえる気持ちがこもった花束を贈りたいですよね。また、相手のイメージにあった花束を贈ることで、これまで感じていた印象をさりげなく伝えることもできます。
グループで贈る際には、どんな花束にしようかと相談しながら、花を選べるとすてきですね。
更新日: 2015年08月01日
初回公開日: 2015年08月01日