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低木(灌木/潅木)とは?庭木におすすめの種類10選!(常緑緑/花木/果樹)

コンパクトに楽しめる低木は、誰でも気軽に植栽できる身近な樹木です。樹高はそれほど高くなりませんが、花や果実の魅力的なものが多く、シンボルツリーとしての需要も増えていますよ。今回は、低木とはどんな樹木なのか、庭木におすすめの樹種をまとめました。

低木(灌木/潅木)とは?

低木とは、人の背丈と同じくらいか、それより低い樹木のことです。別名、かんぼく(灌木/潅木)とも呼ばれ、通常3m以下のものを指し、1m以下のごく小さなものを小低木、または亜低木と表す場合もあります。

庭木におすすめ!ガーデニングにおける低木の楽しみ方

花木や常緑樹など様々な種類の低木植物は、園芸やガーデニングに欠かせない存在となっています。高木や中木と比べて、庭木の中でも低木は特に扱いやすく、使い勝手のよい樹木といわれています。

とりわけ花木の低木は種類が豊富で、季節がめぐるたびに色とりどりの花を楽しませてくれます。ほかにも、果実を食用にする果樹、緑葉の鮮やかな常緑樹など、ありとあらゆる楽しみ方が可能ですよ。今回は、庭木におすすめしたい花木や果樹、常緑樹などの低木を10種ご紹介します。

庭木におすすめの低木 〜①花木〜

1. ユキヤナギ(雪柳)

ユキヤナギは、日本や中国原産のバラ科の落葉樹です。長く枝垂れた枝を白色一重の花で覆いつくす様子が、柳に降り積もった雪を思わせることにちなんで、「雪柳」と名付けられました。小苗は、樹木の根締めや生垣に利用され、存在感のある大株は単植に向きます。近縁種で八重咲きのシジミバナ、つぼみが紅色のベニバナユキヤナギも人気ですよ。

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2. ハナモモ(花桃)

ひな祭りに使われているモモの花は、ハナモモ(花桃)という種類です。豊富な花色が生み出されたのは江戸時代のころで、当時の品種がいまも脈々と受け継がれています。現在は八重咲きの紅色、桃色、白、紅白咲き分けを中心に、小スペースでも楽しめる矮性種が主流です。早いもので2月下旬から咲き始め、春の訪れを真っ先に知らせてくれる花木です。



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3. コデマリ(小手毬)

コデマリは、手鞠のような白い5弁花を枝いっぱいに咲かせます。古くから庭木に重宝されていて、弓状のしなやかな枝姿も人気ですよ。お庭の広い場所に植えて大株に育てるもよし、フェンス越しに流れる花枝もまた風流です。剪定は混み合った枝を間引く程度で、土質もそれほど選ばず、手をかけなくても美しい樹形を保ちます。


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4. サルスベリ(百日紅)

サルスベリは、洋風のお庭にマッチすることから、近年人気が高まっている夏の花木です。薄い花びらは縮れたフリル状で、7~10月の長期にわたって次々と花を咲かせます。別名の「百日紅」も、開花期の長さにちなんだものです。花色はピンクが主流で、ほかに紅色、白、薄紫色もあります。「サルが滑って落ちる」ほどの、つるつるした滑らかな木肌も魅力です。



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庭木におすすめの低木 〜②果樹〜

5. ラズベリー

初夏に可愛らしい果実をつける、甘くておいしいキイチゴの仲間がラズベリーです。苗木を植えてから結実までが早く、およそ1~2年で収穫できるようになります。地下茎で増える直立性と、株のできるスレンダータイプがあり、前者はヨーロッパ原産の赤色系、後者は北アメリカ原産の黒色系に多くみられます。大株になるほど実数が増えますから、毎年の収穫が楽しみになります。


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6. ユスラウメ(梅桃)

ユスラウメは、若木のうちから老成した木肌になり、何年も前から植わっていたような雰囲気をかもす果樹です。若い枝には花がつかないため、果実は2年枝から収穫します。春になると、枝に貼りつくようにして、淡紅色や白色の小さな花を咲かせます。6月の赤または白の果実は、小粒ながらも、甘酸っぱく野趣に富んだ、どこか懐かしい味わいがしますよ。


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7. アケビ(木通)

アケビは、日本各地の山野で見かける、つる性の落葉果樹です。果実は9月頃、果皮が真っ二つに割れたところを収穫します。雌雄同株ですが自分の花粉では結実しないので、2本以上をセットで植えるのが基本です。ポイントは、3枚葉タイプと5枚葉タイプをペアにすること。野趣あふれる秋の味覚を、一番おいしいときに堪能してみてくださいね。


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庭木におすすめの低木 〜③常緑樹〜

8. ローズマリー

「海のしずく」という意味の名前をもつローズマリーは、ハーブとして有名な常緑樹です。枝ごと収穫して、肉料理の臭み消しやポプリ、手作り石けんなどに使います。殺菌、抗ウイルス、抗酸化作用に優れ、血行をよくして記憶力を高めることから「若返りのハーブ」とも呼ばれます。シソ科らしい薄紫花と繊細な細葉の組み合わせは、樹勢の強さからは想像できないほど可憐です。


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9. エリカ

ピンク色のエリカの花の画像

イギリスではエリカ属の植物や、それに似た花を「ヒース(荒野)」と呼びます。気候の違いから日本での栽培は難しいとされてきましたが、ジャノメエリカやエイカン(栄冠)などの品種は、環境に適応してよく馴染んでいます。群生させるとすばらしく、その景観の美しさは映画や小説にとりあげられるほどです。開花期が非常に長く、桃〜薄紫色の花を11月〜翌年4月頃まで楽しめます。

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10. ユッカ

ユッカは、「青年の木」とも呼ばれる、リュウゼツラン科の常緑樹です。最近は観葉植物として人気ですが、もともとは庭園樹として広く利用されていました。北アメリカ南部原産のアツバキミガヨランは、明治時代からの人気品種です。イトランやキミガヨランは、樹高30cm~3mの育てやすい栽培品種で、春~秋にかけて咲く鐘型の花も見どころです。


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初心者には常緑樹の低木がおすすめ

低木を育てる最大のメリットは、日常の手入れがしやすいこと。剪定から収穫、害虫駆除まで、大げさな道具を使わなくても、手の届く範囲内で世話ができます。力仕事が少ないので、女性や年配の方はもちろん、子どもたちが自然とふれあうよいきっかけにもなりますよ。

初回公開日: 2016年02月16日